調剤の前に処方せんの内容と薬歴を確認します。
※受付の際にはお薬手帳も提出してください。当薬局では電子お薬手帳アプリ:スマート薬局(Panasonic製)にも対応しております。
安全に服用していただくため以下の内容を確認しています。
確認済の処方せんの内容に基づき、レセプト用コンピュータ(Panasonic製:ウィーメックスメディコム)に入力します。
保険請求、薬袋、薬剤情報提供書、お薬手帳に反映される必要な情報をコンピューターに入力しています。請求内容に間違いが生じないように、また、服用方法の記載ミスにより健康被害に繋がらないように、確認しながら入力しております。
処方せんに基づき、体重などから量を確認し、粉薬を計って分包します。正確な薬剤・重量を監査するシステム(Panasonic製:散剤監査システム)を使用しております。分包の際は全自動散薬分包機(ユヤマ製:TwinR-93V)を使用しております。
分包紙に患者さんの氏名・薬剤名が記載されますので、お子さんご兄弟が粉薬を処方された時の飲み間違い防止等にも役立っております。
処方せんに基づき、服用期間、剤形、破損の有無などを確認し、お薬を揃えます。当薬局では画像判定(カメラ)・バーコード・重さから薬剤の情報を素早く正確に「認識・監査・記録保存」を行う画像識別型の調剤監査システム(ダイフク製:audit)を利用し、調剤過誤・事故を防止しております。
医師の指示のもと、複数種のお薬を服用するタイミング(朝・昼・夕・寝る前)ごとに1回分毎にまとめます。
全自動錠剤分包機(湯山製リトリアⅢ)を使用しております。1包化する際も待ち時間短縮にも役立っております。上記の全自動散剤システムと同様に氏名・薬剤名の他、医療機関名や飲み忘れを防ぐため日付記載も出来ます。
処方せんに基づき、軟膏やクリームなどを混ぜ合わせます。軟膏混合機(ユヤマ製:ひとひ練り)を用い、機械で練ることにより混ざり状態が非常に良くなります。
上記③お薬の準備の際にも説明しましたが、当薬局では機械化をし、錠剤監査システムや散剤監査システムを用いながら最終確認として、調剤した薬剤師とは別の薬剤師が担当し、ダブルチェック確認を行っております。
※調剤による事故や誤りを防ぐうえで大変重要な業務の一つであり、調剤薬鑑査は必ず行わなければなりません。処方せんに記載されている内容が正しいか、薬袋に記載されている内容・医薬品の種類・数量は処方せんに記載されている通りか確認します。
お薬を効果的かつ安全に服用していただくために、いくつか質問をしたり、説明をしながらお渡しします。
薬歴を基に患者さまの状態をお聴きし、お薬をお渡ししています。
薬歴と呼ばれる患者さまの処方歴に、説明内容や次回来局時の申し送り事項、質問などを電子薬歴を用いて記録します。
次回ご来局の際には、副作用の確認を行いながら、薬歴を確認して正確な調剤を行っています。